自治会のしくみ

 

(1) 設立とその役割

 私たちのかわつる三芳野団地を、より楽しく、快適で、安全な街にしていくためには、居住者の地域生活の向上や良好なコミュニティの形成を大いにはからなければなりません。また、居住者相互間のコミュニケーションや秩序維持のためにも自治会活動を活発に行う必要があります。

 かわつる三芳野団地発足当時は、住宅管理と自治会活動は不離一体との認識から、管理組合として対応してきました。しかしながら、管理組合の本来の業務目的である建物または敷地、もしくは付属施設の維持・管理に関する仕事が年々多忙になってきました。

 このようなことから組織を分離し、管理組合と自治会の役割分担を明確にし、主たる目的・理念から、管理組合は主として「物」の管理を、自治会は「人」の相互関係を、その業務とすることにしました。これにより、私たちかわつる三芳野団地では、管理組合をより充実発展させ、より円滑に活動できるようにするとともに、居住者相互間の親睦を深め、より良い共同生活の維持、円滑化、向上をはかるため“組合運営の一環”として、自治会を組織し、昭和

60(85)年3月3日よりその活動を開始しました。

 その後自治会は主体的な組織としての体制を整え、現在では街区班を共通の母体として、自治会と管理組合は不離一体で運営を行っています。

(2) 運営と組織

 自治会の重要な方針はすべて定例総会で決めることになっており、その定例総会は毎年5月に開催されます。

 自治会は、かわつる三芳野団地に居住する世帯主をもって組織され、毎月1回街区班長会議が開かれ、自治会の会務を審議し決定します。

 また、日常の業務処理を決めるのは自治会役員会で、役員は定例総会で選ばれます。

 自治会の組織は、特に専門部制はとっていませんが、それを補完する意味も含め、関連自治団体に専門委員を派遣し、連携を図りながら機能的な活動の強化に努めています。すなわち@厚生福祉活動、A環境衛生活動、B文化体育活動、C安全・災害防止活動の観点から、「民生児童委員・福祉協力員」「青少年育成推進員」「衛生委員」「体育協力員」「字町公民館長」「地域防犯推進委員」「交通安全母の会」「自主防災会」、そして「子ども会」や「花みずき会」などの団体と協力しつつ活動を行っています。なお、自治会の年間主要行事については、あらかじめ担当班長を決めて、内容の充実に努めています。

 また、自治会は行政協力の役割や近隣地域との交流・親睦・相互扶助の考えから、川越市自治会連合会・川鶴支会に加盟しています。川鶴支会は連合会内の各支会の中では最も小さい組織で、川鶴地区の5自治会により構成されています。毎月1回開催される支会役員会では、各自治会長・副会長が出席し、地域に関わる共通の問題についての意見交換や、地域の交流・親睦と安全について協議しています。とくに、連合運動会や連合文化祭は、地域における一大文化・体育活動として定着し、地域住民の交流は年々活発になっています。

(3) 自治会の概要

(平成13(01)年1月1日現在)

名 称  かわつる三芳野団地自治会

事務所  かわつる三芳野団地管理事務所内

設 立  昭和

60(85)年3月3日

目 的  自治会の円滑な運営を図るとともに、会員とその家族の福利

増進、災害防止ならびに親睦を図ること。

事 業  @文化、教養、体育に関すること。

A保健、衛生に関すること。

B防災に関すること。

C公共諸団体との連絡協議に関すること。

D公共その他の共同福祉に関すること。

Eその他会員の共同福祉に関すること。

会 員  かわつる三芳野団地に居住する世帯主とする。

◇自治会への入会は入居時に行ってください。

会 費  月額

200円とし、毎年4月1日に1年分を一括納入する。

年度途中の入会の場合は、入会月分より会計年度末分までを一括納入する。なお途中退会の場合の未経過分については、返却しない。

会計年度 毎年4月1日から翌年3月

31日まで

(4) 自治会の組織表

自治会役員

 

役 員 名

人 数     選 出 方 法     業  務

会 長

副会長

監 事

書記・会計

顧 問

相談役

1 名

若干名

2 名

各1名

若干名

 〃

総会で選出

  〃 (1名は管理組合の理事を兼任)

総会で選出

総会に諮り会長が委嘱

・自治会活動の日常業務の処理

・役員会を毎月1回開催

(街区班)

 

役職名

人 数

選出方法

主 な 役 割

班 長

25班

25名

輪番制

(1

年交替)
・自治会および管理組合業務(催事)への参加

・街区班長会議への出席

副班長

25班

25名

輪番制

(1

年交替)

・街区班長の補佐

・防災、防犯委員としての業務

 

(専門委員) *代表委員が外部委員会の窓口になる。

 

委 員 名

代表委員

委 員

選出方法と担当

地域防犯推進委員

衛生委員

体育協力員

青少年育成推進員

民生児童委員・福祉協力員

字町公民館長

交通安全母の会

公民館だより編集協力員

1 名

1 名

1 名

1 名

2 名

1 名

1 名

3 名

6 名

3 名

3 名

4 名

1 名

・自治会と外部組織との円滑な活動推進のため、自治会長が委嘱し、各機関に登録される。

・各々の専門委員会を担当する。

子ども会

花みずき会

 

7名

(役員)

6名

(役員)

 

(5) 主な会議および行事

        ・定例総会              毎 年 5 月

        ・街区班長会議            毎 月 第1日曜日

        ・役員会               毎 月 1回

        ・川鶴支会役員会           毎 月 1回

        ・赤十字社員増強運動         5 月

        ・ごみゼロ運動            5 月.

10 月

        ・川越市ふれあいスポーツフェスティバル

    6 月

        ・夏休みラジオ体操会         7 月.8 月

        ・川越西小、少年・少女スポーツ大会  7 月

        ・川越市社会福祉

ヲ議会会員募集    7 月

        ・夏期防犯パトロール         8 月 土・日曜日

        ・夏まつり(管理組合共催)      8 月 第1土曜日

        ・川越市総合防災訓練         8 月

        ・敬老会               9 月

        ・運動会(5自治会連合)       

10 月

        ・赤い羽根共同募金          

10 月

        ・歳末たすけあい募金運動       

11 月

        ・文化祭(5自治会連合)       

11 月

        ・餅つき大会             

12 月

        ・歳末防火・防犯パトロール      

12 月

        ・川越市交通災害共済加入申し込み   2 月

        ・自主防災会・防災訓練        2 月

        ・次期自治会役員公募         2 月

         (なお、行事の内容、実施日については、変更があります。)

(6) サークル活動について

 私たちの団地生活をより楽しく、快適にすごすために、有志の方々により、いろいろなサークルが結成されています。教養、趣味、体力増強を目的にサークル活動が活発に行われています。

 団地内サークルは、サークル登録申請願の提出により自治会に登録され、団地公認のサークルとなります。

 登録されたサークル名は、集会所の窓口でわかりますので、加入希望者は、その責任者まで問い合わせてください。

 現在登録されているサークルは次のとおりです。

(届出様式−

16参照)

〇 川鶴F・C(スポーツ少年団)   〇 グリーンレディス・テニスクラブ

〇 かわつるトリムクラブ       〇 茶道クラブ

〇 川鶴西ファイターズ        〇 詩吟教室

〇 かわつる三芳野山歩会       〇 書道教室

〇 かわつる三芳野ソフトボールクラブ   

〇 太極拳ミント

〇 かわつる三芳野太鼓        〇 日曜テニスクラブ

〇 木目込み人形クラブ        〇 三芳野囲碁同好会

〇 三芳野テニスクラブ     

    〇 三芳野ジュニア・テニスクラブ

〇 三芳野シニア・テニスクラブ 

           (五十音順)

 

自主防災会の概要

 

◇名 称   かわつる三芳野団地自主防災会

◇事務所   かわつる三芳野団地管理事務所内

◇設 立   平成9

(97)年5月25

◇目 的   会員の自主的な防災活動を行うことにより、地震等の災害による被害の防止及び軽減を図ること。

◇事 業 @ 防災に関する知識の普及に関すること。

A 災害等に対する予防に関すること。

B 防災計画の作成に関すること。

C 防災訓練の実施に関すること。

D 災害等の発生時における応急対策に関すること。

E 防災用器具の整備に関すること。

◇組 織   総会  防災委員会  役員会

情報班・消火班・救出救護班・避難誘導班・給食給水班

◇役 員   会長(自治会)・1名   副会長(管理組合)・1名

幹事・若干名   防災委員・約50名

◇会 計   会の経費は、自治会および管理組合拠出金、市助成金他

◇年 度   毎年4月1日から翌年3月

31日までとする。

◇結成の経過  災害は忘れた頃にやって来ます。先の阪神淡路大震災のときも、公共の消防機能はマヒ状態となり、十分な機能を果たせませんでした。

 この教訓から、「自分の身は自分で守る」ことを念頭に自治会が中心に自主防災組織の結成を呼びかけ、平成9年の自治会・第

13回定例総会でその結成が承認されました。

その結果、川鶴支会内では3番目の組織結成となりました。幸い防災倉庫等の設備についても管理組合の協力があり、更に川越市のコミュニティ事業を利用し、市に防災備品購入の補助申請を行い、3年後の平成

11年に認可され、他地区の自主防災会に勝るとも劣らない充実した防災備品を揃えることができました。

なお、会長には自治会長、副会長には管理組合理事長が当たることにより、自治会・管理組合一体の活動になっています。

 

消防署の協力のもとに、消火訓練[平成10(98)年2月]